Cantine Pauli's di Monserratoについて

1924年創業、サルディーニャ島で最も古い生産者組合。戦前からサルディーニャの人々に愛されてきた、由緒正しい「日常のワイン」。

 概要

 79の小さなワイン生産者が集まって組合がスタートしたのが1924年。現在では300を超える栽培者が集まり、地元の人々に愛される「量り売り」ワインから、輸出向けの高品質なワインまでを生産しています。私たちが訪問した際にも、家庭用の量り売りワインを充填しに来るお客さんがたくさんいました。

サルディーニャの州都、カリアリの街に根付いたワイナリーだと感じました。

 

私たちが訪問した際には、以前の醸造所を改装した販売場兼オフィスのような場所で試飲をさせていただきました。奥に見える背の高い物体は、昔実際に使っていたワインの醸造タンクです。現在はより近代的なステンレスのタンクへ切り替えたためこの施設はもう使用していませんが、1980年代くらいまではこのタンクから直接近くの港へパイプを繋いで輸送船に船積みもしていたというから驚きです。

とても天井が高い建物で、ワインを抜栓した時に大きな音が心地よく響きます!

生産者組合なので、様々なぶどう栽培者さんによる葡萄を使ってワインを造りますが、作るワインのラインナップによって使用するぶどうの水準が異なります。輸出向けの最高品質のワインには、特に条件の良い立地の畑で手積みによって厳選して収穫した葡萄を用います。

その水準に満たない葡萄や、まだ樹齢の若い葡萄などは機械によって効率よく収穫され、量り売りワインなどの低価格帯のワインに用いられます。

サルディーニャ南部は日照条件もよく、海沿いであるために特に山間部では風が強く吹くため、病気のリスクも低く農薬に頼らない栽培が可能です。

 

弊社で取り扱うワインについて

弊社では、オリジナルのラベルをデザインし、独自商品として輸入しております。

初回輸入分は2024年4月頃のリリースを予定しています。

気取らずカジュアルに楽しめる価格帯ながら、サルディーニャを代表する品種による「海のワイン」らしさを感じる味わいのワインをご案内いたします。