ウッディ・ルージュ [ja35324284287475000]

ウッディ・ルージュ [ja35324284287475000]

販売価格: 2,200円(税別)

(税込: 2,420円)

本数: 1本

商品詳細

ワインについて 

<しっかりと凝縮感のあるボルドースタイルの赤ワイン!>

【当社代表 有我によるコメント】

ウッディーファームさんの最もスタンダードでお手頃な赤ワインながら、なんと現行ヴィンテージが2018年という驚き!この価格にして、こなれた熟成感や良い意味での落ち着きを感じるしっとりとした質感は、まさに上質な出汁を活かした料理との相性が抜群。日本のワイナリーらしい、和食とドンピシャで相性が良い赤ワインです。パワフル・フルボディといったスタイルとは真逆を行くエレガントさが魅力。


【生産者さんより】

長らく赤ワインの看板を背負ってきたメルロは、2018年から変わります。 味わいの向上と調和を何度も検討した結果、メルロ以外の品種の比率を上げてブレンドを行う事にし ました。当然ながら【メルロ】として商品名にもなっていた愛着からか、決定までは難航しました。 最終的に味わいで決めれたことは、次年度以降のワインにも大きな発展を促しています。 瓶詰めから2年以上セラーで管理している為、すでに熟れた印象と落ち着きがあります。酸味の穏や かさも相まって、【出汁】のように感じる方も多いでしょう。第一アロマに属する香りも残ってはい ますが、熟成香と樽香の混然一体となった多層的な味わいを、リリース当初から楽しめます。濃厚と は対極に位置した味わいですが、ヴィンテージに無いものを無理に求める事をしないウッディなりの 矜持が反映されたワインです。

7月の記録的な猛暑と渇水が続きながら、お盆以降でまとまった雨が続いた平成最後の夏。前例のない極端なVTながら、ブドウ は懸命に実を結んでくれました。猛暑からくる着色の淡さや優しい酸味は、この地で必至で生き抜いたブドウの証明です。病 果が混ざらないように、また未熟果が入らないように19-21VTの倍以上の時間を選果にかけました。真っ黒の真珠に見えるタン クを眺め、まだ早いにしても緊張の糸が切れそうに…低温浸漬もせずに前半はポンプオーバーを中心に管理を行いました。後 半から櫂入れを増やし、あくまで抽出は穏やかになるように管理しました。古樽を中心に熟成し、ブレンドを行いました。メ ルロだけではフレッシュすぎる味わいもCSやCFがブレンドされる事で、落ち着きと上品さが加わりました。瓶詰めして2年以上 の熟成からくる芳香は、リリースまで時間を掛けた賜物です。  

【タイプ】ワイン
【容量】750ml
【ヴィンテージ】2018
【生産者】ウッディファーム
【産地】日本 山形県
【ぶどう品種】

メルロ 70%,
カベルネフラン 6%,
カベルネソーヴィニョン 24%

世界の自然派ワイン専門店 Alby Select Wineでは、世界各国のオーガニック派の各種ワインをセレクト。甘口や辛口、美味しいぶどうにこだわった産地、地域で特色の異なるブドウを使ったwine など、お酒やアルコールを楽しく選んで頂けるお店です。ギフトやちょっとしたプチギフト、内祝いや結婚祝い、誕生日のプレゼント、彼氏や彼女、お父さんやお母さんへの贈り物、バレンタイン、ホワイトデーのお返し、クリスマスのパーティーや忘年会、新年会、女子会、母の日、父の日、敬老の日、お中元、お歳暮などにもピッタリなアイテムもございます。贈答品としてではなく、お取り寄せやご褒美で自分用にもお薦めです。


 

生産者について:ウッディファーム

<2022年11月 代表・有我が訪問してきました!!>

自社栽培100% & ヨーロッパ系品種100%

山形県上山市、自然豊かで小高い丘からは綺麗な盆地の風景を見下ろすことができる素敵なエリアに位置するウッディファーム。彼らは元々、ラフランスやさくらんぼの栽培を代々営む果樹園でしたが、2013年から自社栽培の葡萄によるワイン醸造を開始。

元々が果樹園である彼らは、フルーツのプロとして「自社栽培ぶどう100%」を貫きます。さらに、ワイナリー創業当初よりヨーロッパ系品種で世界と勝負できるワインを作りたいとの思いから、現在でもカベルネ・ソーヴィニヨンやピノノワール、ソーヴィニヨンブラン、プティマンサン、アルバリーニョといったヨーロッパ系品種のみを栽培します。

 

ぶどうの個性を大切に、ぶどうを主役にしたワイン造り

彼らのワイン造りにおいて、ぶどう畑での1年の作業を醸造側の解釈で曲げるようなことをしない、ということを大事にしています。例えぶどうの生育が難しい年で、糖度が十分に上がらなかったとしても補糖 (醸造時に砂糖を使って糖度を補うこと) はしません。さらに濾過や加熱処理といったことも一切せず、その年のぶどうが持つ個性をワインの形にしてボトルに詰めることをポリシーとしています。

この点においても、彼らが元々フルーツのプロであったことを誇りに思っているように感じられます。

 

上山の気候に合った品種: アルバリーニョ

彼らが現在期待を置いているのが、スペイン原産のアルバリーニョという品種です。夜間の気温がヨーロッパに比べると低くなりにくい日本では、ぶどうの成熟を待って収穫を遅らせると糖度は上がる反面、ぶどうが持つ酸が消費されてしまい、ベタッとした質感のワインになりやすいそう。アルバリーニョは品種の特性で、夜間の気温が高くても酸が消費されにくく、結果として超遅積みの素晴らしい熟度の葡萄から上質なワインを作ることができると、彼らが特に期待を置いている品種です。

 

自社栽培100%だからこその強み

自社栽培にこだわるのは、やっぱり自分たちで毎日世話をしているぶどうは果実の状態を細かく観察することができ、果実の状態に合わせて柔軟にワインのスタイルを構成していけることにあると醸造責任者の金原さんが仰っていました。

同じ品種、同じ畑でも一本一本の木やぶどうの房によって果実の状態は異なり、従って同じ品種でもそれらを使い分けることで全く異なるスタイルのワインが出来上がります。

現地へ訪問したときは11月下旬で山形は既に雪が降り始める頃でしたが、なんと遅積みのプティマンサンの畑にはまだ収穫を待つ果実が!!年によっては雪が降る中での収穫もあるとのことで、これも彼らが自分たちで栽培する畑だからできることだと感じました。

 

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